FITcom’s diary 夢幻の如くなり

雑記および日記です。

タクシー運転手

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ソンガンホ演じる父子家庭で貧乏なタクシー運転手がドイツ人ジャーナリストを乗せて光州へ行けばお金がいっぱいもらえるということでニコニコ顔で光州へ行くのだが。

パク前大統領が暗殺されチョンドファン軍人政権ができ戒厳令が引かれている1980年の時代。

南部の光州では、学生運動が過激になり、軍が鎮圧に乗り出していた。

軍は過剰なくらいの取り締まりをやっている最中だった。

放送なども軍の統制下にあり、ソウルなど光州以外の他の都市では、そんな暴動が起こっているとも知らず、タクシー運転手はお金に目がくらんでホイホイと光州へ行くのであった。

笑いと悲しみと達成感が交差するいい映画でした。

ソンガンホはいい役者だ。

 

日本も60年から70年にかけて学生運動がさかんで過激派がたくさん活動していたし、街中でものが壊されたりして機動隊と学生たちが衝突し大変危険な時代もあったりしたので、子供のころは将来、都会にいくのが怖いなと思っていたくらいでした。

しかし国民の支持を得られずに最後は過激派がリンチ事件などの内部抗争にあけくれ、あさま山荘事件やテルアビブでの乱射事件などがあって終息していきました。

 

前にいた会社の上司で某大商社からの天下りのおっさんは、九州大学時代に日米安保反対運動や成田闘争アメリカの空母エンタープライズ佐世保港に入港するのを阻止する活動などをやっていた、と言っていた。

そんなアホも大学を出るころにはチャッカリ転向して資本主義の権化のような総合商社に就職するわけだから、はっきりいって学生運動っていうのも流行り病のようなもんだったんだろうと思う。

で、その時、転向できずに結局社会で辛酸をなめた人や、主義は転向せずに公務員や教師になった人たちがいまだに共産党社会党や立憲民主を応援していると思うので、絶対に多数をとることはない。よって政権は取れない。

なので彼らは、沖縄の辺野古とかにいって活動をして留飲を下げるようなことでしか自己アピールができないのである。

沖縄の人まっとうな人々にとっては、本当に迷惑な存在だ。

沖縄で過激な運動をしているのは、沖縄の元教師や自治労、内地の元過激派とか、無所属の国会議員など変な奴ばかりだ。

彼ら左翼系の国会議員は、辺野古などの座り込みに参加することが日ごろの選挙活動なのであり、そのことを通じて票がもらえるのだ。

彼ら無所属もしくは社会党共産党か社大党の国会議員は、国会で法案審議や法案立案などすることは決してないのである。要するに血税をもらっている活動家のようなものだ。

だから、TVの画面で反対運動が盛り上がっているように見える画像やインタビューは全部仕込みだ。

マスコミはそんなことは当然知っているのに、沖縄県民の総意でなんちゃら・・・。

とか言ってるので笑える。