FITcom’s diary 夢幻の如くなり

雑記および日記です。

ふきや

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博多駅バスターミナルセンタービルの8Fにある「ふきや」でお好み焼きを食べた。

約40年前に名門予備校の水城学園に通っていたころに元ダイエーショッパーズの6Fあたりで初めて出会ったお好み焼きが「ふきや」であった。

かつてお好み焼き屋さんがいたるところにあった大牟田と違い、もともと博多はあまりお好み焼き屋さんが少ない街だ。広島風がちらほらあったりする。

そんな中、「ふきや」のお好み焼きは、いわゆる関西風のお好み焼きと違い、ご飯と一緒に食べる必要がない、腹にたまる(お好み焼き)だ。

 

はなしはそれるが、関西風と一般的に言ってるふわっとしたお好み焼きは厳密にいうと大阪の食べ物であり、同じ関西でも神戸では、長田という狭い街にお好み焼き屋さんが20軒ほどあるソバメシ発祥のお好み焼きの聖地があるが、長田のお好み焼きは、大阪風とは違い作り方が、広島風みたく、薄く生地を引きキャベツの千切りを乗せ、スジなどを乗せて麺は入らないというお好み焼きである。

大阪風とは似ても似つかないお好み焼きで、ドロソースがうまい。

神戸はソースメーカーがいくつもあるが、一番のお気に入りは、ばらソースだ。

普通ソースも辛いソースもうまいが、一番うまいのはどろソースだ。

ばらのどろソースは、今では業務用のみで小売りはしていないので幻と呼ばれるくらい貴重な存在だが、一度だけ購入したことがあるが、スパイシーで奥深く、本当にうまかった。

 

話をふきやに戻すと、分厚い生地に甘辛くかなりどろっとしたソースを塗り、出来上がりだ。

自家製マヨネーズを乗せていただく。

大きめや特大もサービスでやってくれるが、本当にたべごたえがあるので、食べ終わるころには、大きめをお願いしたことを後悔する。

食べ終わったあとには、間違いなく太っただろうな、とそもそもふきやに来たことを後悔するという、そんな店だ。

でもまた来たくなる。